まるまつ丸



Q & A




手漕ぎボート釣りは、自分が船長で又釣人である点が、乗合船と全く違います。
そのため、釣果や楽しさは元より、危険性についてもすべて自己責任となります。
このページは、特に京急大津で手漕ぎボートを楽しむために有用な事柄を質問
形式であげて見ました。これらを参考にした上で、楽しく安全な釣りをお楽しみ下さい。
(これらの事項は、釣果や釣りの安全を保証するものでは無く、参考例です)
質 問
回 答
 面白い点 出船、航行、ポイント選び、仕掛け、対象魚、餌、潮の読み等等、すべて自己判断で行い、釣果がその成果となりますので、楽しみが倍加します。狙いが当たると、クーラーに入り切れない程の釣果に恵まれる事も珍しくありません。
 危険な点 ボートは乗合船より非常に不安定です。沈没、落下や浸水の危険性と隣合わせの遊びとなります。その為、気象状態や波高には常に注意を払い、ボート内での危険な動作(立ち上がる等)は厳禁です。ライフジャケット(貸し出し有り)、笛、携帯電話やナイフ(ロープ切断の為)は必ず携行して下さい。
 釣り場の特徴 岸から10分程で水深25m地点となる、起伏と平地が適度に入り混じった海で、ボート釣りの範囲では、水深37mのポイントもあります。湾は北側に開けているので、北寄りの風には弱く、南よりの風には強いのが特徴ですが、強い南よりの風は沖に出ると流されるので注意が必要です。又、9月〜4月までは海苔棚が設置される等の特徴があります。
 釣魚 アジ、メバル:周年 イシモチ:冬〜早春 サバ:初夏〜晩秋は釣果が安定しています。真鯛、黒鯛、イナダ、シーバス、タチウオ、キス、カサゴ、アナゴ等東京湾で釣れる魚はすべてを対象魚として楽しむことが可能です。
 適した天候 横須賀で波高0.5m、北寄りの風2m以下,南寄りの風5m以内なら適した条件と言えますが、天候は時間によって変化しますので、時系列で判断が必要です。
 適さない天候 上の適した天候から外れる程、ボート釣りには適さ無くなります。出船の可否はり人の人数(総重量)、時間帯、漕ぐ能力や経験で異なります。船宿に問い合わせる事をお勧めします。釣っている途中でも風が強くなったら帰港しましょう。
 ライン アジ等:1〜3号のPEラインに5号程度のフロロラインをリーダーに結びます。
キス等:0.8〜1.5号のPEラインに2号程度のフロロラインをリーダーに結びます。
 ロッド&リール 水深が浅いこともあり、アジ、イシモチ、カサゴ、メバル、キス等であれば、1.8m前後のロッドと小中型リールが基本で、特に高価な物は必要ありません。1000円のパックロッドでコンスタントに釣果を上げている人もいます。ライトルアーロッド(シーバス用)は、タイやシーバスがヒットしても対応力がありお勧めします。
 錘 他人とのお祭りは無いので、出来るだけ軽い方が楽しめます。キスなら10〜15号、アジなら20〜30号程度がお勧めです。
 仕掛け 特別な仕替えは特に必要ありません。市販の仕掛けで楽しむ事が出来ます。
 餌 アジ釣りのコマセ餌は、まるまつ丸のイワシミンチを分けてもらえます。余りは、冷凍庫で保存してくれますので、釣行を重ねる方には便利です。
 釣れない 釣れている人の近くで釣ります。(でも釣れない時ありますが、この思考錯誤が経験となって来ます)
安全の為に
 
 オールが折れたら アンカーを打って、助けを呼ぶしかありません。出船時のオールを確認して置きます。
 クラッチが壊れたら アンカーを打って、助けを呼ぶ。緊急処置としては、アンカーロープを切り、クラッチ穴に結んでクラッチの代わりとする事が出来るそうです。
 ライフジャケットを着ていないで
 落水した人の救助。
底板(木製)や蓋を閉めたクーラーボックスを投げ入れ、つかまらせる。ボートに上げる時は後ろから上げる。(船宿に救助を求めた方が安全です)
 アンカーの上げ方 京急大津のアンカーは重くて有名です、アンカーを上げる時は、必ず船首から上げます。横から上げると、アンカーの重みでボートが横にひっくり返る可能性があります。
 アンカーが上がらない アンカーが底にかかってあがらないときは、今上げているのと、逆方向にボートを漕ぎアンカーをあげます。どうしても、だめな時はロープをナイフで切断しますが、端にペットボトルの目印をつけ、後で船宿の場所とともに教えます。
 ボートに浸水する ペットボトルを切って加工し、底の水をすくい出します。浸水が激しい時は、寄港しボートを交換する。
 針を指に刺し抜けない 返しがを表に出るまで逆に刺し込み、返しのある部分までをペンチで切り、針を抜く。
 風が強く岸に帰れない アンカーを打って、助けを呼ぶ。
 風の方向の見方 猿島から京急大津港に向かう風は、北〜北北東風です。この逆は、南〜南南西風です
 北寄りの風の時注意点 湾は北に口を開き、北寄りの風は荒れやすいので、風が3mを超える時は、判断を慎重にする事。また風は時系列で変わるので、風が強くなる時間は要注意となります。例えば予報で、午前は2mだが、午後は3〜4mの時などは、午後にはすぐ切り上げる等の心構が必要です。もし、港-猿島ラインより伊勢町側で強い北風を受けて帰港する時は、風任せにすると、馬堀海岸のテトラに向かってしまい、危険です。風に逆らうつもりで漕がないと港には向かえません。又、北寄りの風が強い時は港-猿島ラインの安浦側は、うねりが強く危険ですので行かない様にしましょう。
 南寄りの風の時注意点 南寄りの風が強い時は、山にさえぎられるので、波は穏やかですが、沖では風が強くなります。沖から帰れなくなる場合もありますから、岸よりで釣りをするのが安全です。特に、午前北風、午後南風の場合、疲れた体で風に逆らっての帰港となりますので、自分の体力を加味して判断してください。
 地震&津波 地震があったら、携帯電話で連絡してもらう様にしましょう。津波の警報があったら、直ちに戻る事。岸寄りは特に危険です。津波到達時間までに寄港できない戸「判断した、沖合いで待機します。(岸寄りは危険です)
 雷 雷は防ぎようがありません。釣りは中止し、くわばらくわばらとお祈りをします。
 雨  雨が降りそうだったら、携帯用のポケットコートを持って行きます。 
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